アキレスエアロンカタログ
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21Q11.軟質ポリウレタンフォームの燃焼ガスの中に有毒ガスは含まれていますか?Q12.軟質ポリウレタンフォームの燃焼ガスや煙を吸った時、人体への影響と処置はどのようにすればよいですか?A.天然材料・合成材料を問わず、すべての可燃物が燃えるとある種の有毒ガスが発生します。その主なものは一酸化炭素(CO)、窒素酸化物(NOx)等ですが、それぞれの材料に特有の有毒ガスも発生します。軟質ポリウレタンフォームは窒素を含むので燃焼条件によっては燃焼した時にシアン化水素(HCN)を発生することもあります。しかし、そのシアン化水素の量は測定例表-2(前ページ参照)に示すように決して多いものではありません。A.軟質ポリウレタンフォームが燃焼して発生したガスや煙を吸った時、初めにのどが刺激されます。多量に吸うと頭痛を起こし一酸化炭素中毒のような現象の運動知覚思考障害を起こすものと考えられます。ガスや煙を吸った時の処置は、まず新鮮な空気を吸い安静にすることです。また、身体に異常が感じられる場合は、速やかに医師の診察を受けてください。Q13.軟質ポリウレタンフォームは、一般に家庭で使用されているどのような薬品に侵されますか?A.ベンジン・ガソリン・灯油付着すると少し膨潤しますが、乾燥すれば元の状態に戻ります。膨潤している状態では機械強度が低下しますので、その状態での使用は避けてください。石けん水・洗剤普通の使い方では問題ありませんが、長期間浸漬しておくと徐々に劣化を起こします。中でもトイレ用・タイル用洗剤には、強酸性・強アルカリ性のものがありますので、使用後は充分に水洗いしてください(特に塩素系漂白剤は使用しないでください)。また、低反発弾性フォームといった特殊フォームは吸水により硬さが低下し、引張強さなどの機械的強度低下が生じるので浸水は避けてください。Q14.軟質ポリウレタンフォームの耐熱性、耐寒性はどの程度でしょうか?A.軟質ポリウレタンフォームは-20℃~80℃の範囲で使用可能です。フォームの種類によって異なるものの、一般的には80℃で連続使用した際に強度が半減する期間は約500日~700日です。しかし、低反発弾性フォームの場合、70℃付近の高温下では弾性が大きく・脆く裂け易く、冬場の低温時では硬くなって弾性が落ちるなどの特性を有するので取り扱いにはご注意ください。Q15.軟質ポリウレタンフォームを使った寝具を洗濯できるでしょうか?A.一般的な軟質ポリウレタンフォーム寝具は洗濯できません。通常軟質ポリウレタンフォームを使った寝具には布カバー(側地)がついています。側地にはファスナーがついていますが、このファスナーは中身の軟質ポリウレタンフォームを入れるために装着されているものであり、中身を取り外すものではありません。側地のみを取り外して洗濯した場合に、布地が縮んだり変色したりすることがあります。使用上の注意にはそのことが記載されていますので、よくお読みください。中身の軟質ポリウレタンフォームについては、最近では洗える仕様のものも開発されていますので、中身を洗いたいというご要望のある場合には、そのような仕様の製品を選択してください。軟質ウレタンフォームQ&A3. 耐久性について7-2

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