製品情報Product Information
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「アキレスエアロンFR-NF」は、発泡剤としてフロンをまったく使用しない、炭酸ガスのみで発泡する難燃性を有する吹付け硬質ウレタンフォームです。
京都議定書の目標値達成に向け、地球温暖化防止対策が一層求められます。
弊社は、超臨界炭酸ガス発泡という画期的な発泡法(特許登録済)によって、難燃性を有するノンフロン吹付け断熱システム「アキレスエアロンFR-NF」を開発し、実用化しました。
環境省が定めた「グリーン購入法基本方針の特定調達品目及びその判断の基準」に適合します。
国土交通省監修の「公共建築工事標準仕様書」では、「断熱材は特記が無ければA種1又はA種1H(JIS A 9526)とする。」とされています。A種とは発泡剤としてフロン類を用いないもので「アキレスエアロンFR-NF」はこれに対応しています。
一般社団法人 公共建築協会が実施する
「建築材料・設備機材等品質性能評価事業」における評価書
品名 | JIS A 9526種別 | 熱伝導率 W/(m・K) |
透湿率 ng/(m・s・Pa) |
難燃性 | |
---|---|---|---|---|---|
JIS A 1321 | 難燃材料評価試験 | ||||
エアロンFR-NF | A種1相当 | 0.034 | 9以下 | 難燃3級合格 (厚20mm) |
合格(厚20mm) |
JIS A 1321の難燃3級試験、難燃2級試験、または発熱性試験(難燃材料試験)に所定の試験体で合格するものを「難燃性を有する吹付け硬質ウレタンフォーム」と称しています。
一般的に結露防止の現場吹付けには「難燃性を有する吹付け硬質ウレタンフォーム」が使用されていますが、火源によっては燃焼しますので火気厳禁等の留意が必要です。
なお、「難燃性を有する吹付け硬質ウレタンフォーム」単体では、建築基準法における内装制限を受ける場所には使用できません。
試験体は工場で製作しますので、実現場の厚さ・形状とは異なります。
下地に厚さ5㎜以上のケイカル板等無機質系板材を使用し、実現場で使用する原液と同配合のものでフォームを吹付けます。
所定のサイズにカットし試験体とします。(フォームの厚さは15~25mmとしています)
NF12Jは、超臨界炭酸ガスを利用したノンフロン吹付け硬質ウレタンフォーム「アキレスエアロンFR-NF」発泡用として開発されたものです。超臨界炭酸ガスを効率よく発生させ、高圧ガスの安全性を高めています。小型化したユニットは、取り扱いが容易で、原液の吐出量・温度が自動的にコントロールでき、信頼性が高く、メンテナンスも容易です。
機械仕様
全吐出量 | ~7.25kg/min |
---|---|
成分数 | 2 |
成分比 | イソシアネート/レジン=100/100 |
最高使用圧力 | 12Mpa |
所要空気 圧力 | 0.6Mpa以上 |
所要空気 流量 | 300L/min以上 (相当コンプレッサー3.7KW 5PS) |
所要電力 | AC200V 3相 50/60HZ 45A |
機械寸法 | 奥行800×幅1400×高さ1700 (専用台車装着時、ホース不含) |
機械重量 | 約350kg (ホース長さ90m、専用台車装着時) |
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