ASH-45・66

2011年に発生した東日本大震災の救助活動では、救助隊員の野営に適したエアーテントの重要性がクローズアップされました。そのなかで救助現場での実体験に基づき、冬の寒さ、夏の暑さの対策を施したエアーテントの必要性が高まっています。アキレスはこうした要望に応えるために、結露対策と断熱効果の要となる二重天幕装着に対応でき、「寒暑対策」・「耐久性」に優れ、災害現場の規模に合わせてフレキシブルに設営対応が可能な「拡張性」を兼ね備えたエアーテントを開発しました。

Aシリーズ

Aシリーズは耐久性の高いCSM製ゴム引布を使用しています。CSM製ゴム引布はゴムボートでも使用され、20年を超える使用にも耐えた実績を持つ自社生産のゴム引布素材です。気柱、天幕や床の全てに使用し、当社の防災用の中でも、最も耐久性を持つエアーテントで、累計2,000張り以上の販売実績を持つアキレスでハイスペックモデルです。 特に気柱素材には表面に耐久性の高いCSMを1層と裏面にクロロプレンゴムを2層貼り合せ、素材と構造の高い耐久性により、エアー漏れを防止します。又、素材に抗菌・防カビ剤を配合している為、長期間、保管しても抗菌・防カビ機能を維持し衛生的です。

A-66WR

• A-66をベースに断熱性能を向上、寒冷地等での居住性を追求。
• 内幕を気柱に直接取り付ける二重天幕WR構造。（吊り下げ式の二重天幕と比べ室内スペースに余裕があります。）
• 可搬型エアコンCAC-T3.6と併用することで室内を冷暖房できます。
• A-66と同様にインターフェイスの付け替えにより様々なオプション機器の接続が可能です。