お知らせInformation

栃木市総合防災訓練に参加いたしました。(防災事業部)
11月25日 栃木市岩舟総合運動場(栃木県栃木市)
お知らせ会社情報2023.12.08

11月25日(土)岩舟総合運動場(栃木県栃木市)にて、栃木市の総合防災訓練が実施され、当社も訓練に参加いたしました。
今回の訓練の想定は、『県南西部を震源とするマグニチュード7.3の地震が発生、栃木市で震度6強の揺れを観測。
その地震により、木造家屋の倒壊や各所での火災発生、山間部での土砂災害等が発生。このような状況から栃木市は災害対策本部を設置し、情報収集・救助・救急救護・消火などの初動体制やライフラインの復旧などの災害応急対策を実施する』というものでした。

当社はテントを利用した「大型ストックヤード設置訓練」「物資搬送訓練」に参加いたしました。
当訓練で使用した車輌格納用大型エアーテント「G-116」は、当社の数ある防災用エアーテントの中でも最大級の大きさを誇り、サイズは高さ5.3m、幅11m、長さ6m。2台を連結すれば、10tトラックが1台丸ごと入る大きさになります。また一般的なフレームテントのような骨組み作業や天幕の装着といった手間がなく、ブロアーの充気だけで約10分で立ち上がります。充気中は手を放して他の作業が出来、人手が不足しがちな緊急時に少ない手間で設置が可能という利便性があります。

総合防災訓練の様子

  • エアーテント展張の様子

  • エアーテント展張の様子

  • エアーテント展張の様子

    エアーテント展張の様子(左上から)

  • 充気から約10分で立ち上がりました

    充気から約10分で立ち上がりました

  • エアーテント内で救援物資の搬入訓練
  • エアーテント内で救援物資の搬入訓練

エアーテント内で救援物資の搬入訓練

今回の訓練はテントの展張に加え、展張後のテントを大型のストックヤードとして救援物資を搬入、保管する場面までを想定して行われました。
現在、発災当初は被災した地方自治体が混乱し必要な支援物資の調達が難しくなるという予測から、避難所避難者への支援を中心に、必要不可欠とされる物資を、自治体からの具体的な要請を待たずに緊急輸送するプッシュ型支援を行なうことが想定されています。今回使用した大型エアーテントがあれば、安全な場所を選んですぐに屋外でのストックヤードの設置が可能となり、効率的な荷捌きが行える拠点として活用できます。

展示ブースの様子

防災訓練会場内に設置された当社ブースでは、レスキューボート「DEIB-310」・非常用圧縮マットレス・林野火災用背負い式消火水のうを中心に展示いたしました。訓練参加の消防隊員や自治体の職員、一般の方もブースに来られ、自然災害、特にゲリラ豪雨などによる川の氾濫が多くなっている事から、レスキューボートに関する問い合わせを多くいただきました。

問い合わせ先:防災事業部 TEL 03-5338-9360