ニュースリリースNews release
アキレス株式会社(本社:東京都新宿区、社長:伊藤 守)は、新開発の「導電性表皮材」をトヨタ自動車株式会社に供給、昨年11月に発売したカローラの特別仕様車に搭載されています。運転席のシートに「導電性表皮材」を用いることにより、ドライバーと周辺に溜まっている静電気をボディ全体に分散させて帯電量を軽減。安定した車両挙動に貢献するとともに、より疲れにくく、気持ちのいいドライビングに寄与します。
当社の静電気対策技術は40年来の歴史があり、これまでも製造現場の設備資材・包装材・機器、半導体ウエハーや電子デバイス向けの静電気対策品に活用されています。一方、車両用シートの表皮材についても長年に亘る歴史、多くのノウハウを有しており、この静電気対策技術を応用、さらにトヨタ自動車の協力を得て「導電性表皮材」の開発をすすめ、今般カローラ特別仕様車の「除電スタビライジングプラスシート」として結実しました。
当社では、上記技術、製品の進展・拡販を図るとともに、今後も、保有技術を活かし、人と環境にやさしく快適な生活空間を創造していく企業を目指してまいります。