ニュースリリースNews release
アキレス株式会社(本社:東京都新宿区、社長:伊藤 守)は、栃木県足利市と「災害時に避難所等で使用する資機材及び物資の供給に関する協定」を2022年2月28日(月)に締結しました。同日に足利市役所において調印式を行い、早川尚秀足利市長と当社社長の伊藤守が協定書を交わしました。当社が災害時応援協定を締結するのは今回が初となります。
本協定は、足利市が地震などの災害に見舞われた際に、避難所等で使用する資機材や物資を当社が供給することを定めたものです。被災時に足利市の要請に基づき、当社製品等を速やかに供給し、被災された方々の救援活動や被災場所の復旧活動を支援します。
足利市は当社創業の地であるとともに現在も複数の拠点を置いており、長年にわたる強い結びつきがあります。また、当社は以前からエアーテント、レスキューボートなど、さまざまな防災関連製品を開発・製造してきました。さらに、全国各地で大きな災害が頻発する中で、当社としても災害の現場で活動する方々や被災された方々を一層力強く支援したいと考え、2021年10月に防災事業部を新たに立ち上げています。そうした当社の思いが、今回の協定締結につながりました。
2022年2月28日 調印式の様子
(出席者: 左から早川市長、伊藤社長)協定名 | 災害時に避難所等で使用する資機材及び物資の供給に関する協定 | |
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締結日 | 2022年2月28日(月) | |
協定団体 | 栃木県足利市、アキレス株式会社 | |
目的 | 足利市内において災害が発生し、同市より避難所等への支援要請があった場合に、当社製品等を供給する。 | |
内容 | 要請に基づき、下記の資機材及び物資を供給する。 エアーテント、レスキューボート、背負い式消火水のう、ウレタンマットレス、ウレタンマスク、使い捨てトイレ、上履き、長靴など |
足利市長 早川 尚秀 様
現在本市では、激甚化・頻発化する風水害や今後発生が予想される大地震に備え、物資の備蓄を進めているところですが、備蓄できる物資の数も限られており、多くの避難者が想定される避難所への資機材等の調達は、重要な課題の一つと捉えているところです。そのような中、足利発祥のアキレス株式会社の初めての災害時応援協定の締結先としてお声がけいただいたことは大変光栄に存じ上げます。物資の供給だけでなく防災対応のノウハウなども指導いただき、市の防災力向上に努めて参りたいと思います。
アキレス株式会社 代表取締役社長 伊藤 守
早川市長はじめ皆さまのご尽力のもと、足利市と災害時応援協定が締結できたことを嬉しく思います。当社は、祖業である殿利織物会社が1907年にこの地足利で創業し、以来数々の災害も共に経験して参りました。昨今、災害が50年に一度、100年に一度の規模と言われるように激甚化する中、当社は昨年、防災事業を立ち上げて大きな事業に育て上げたい、それにより皆さまの力になれると信じています。今回の協定締結は第一歩であり、アキレスゆかりの足利市のために全力で取り組んでいきたいと思います。