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栃木県栃木市とアキレスが災害時における協定を締結ニュースリリース会社情報2022.04.14

地震などの災害時に資機材や物資を供給

 アキレス株式会社(本社:東京都新宿区、社長:伊藤 守)は、栃木県栃木市と「災害時における避難所等で使用する資機材及び物資の供給に関する協定」を2022年3月23日(水)に締結しました。同日に栃木市入舟町のキョクトウとちぎ蔵の街楽習館において締結式を行い、大川秀子栃木市長と当社社長の伊藤守が協定書を交わしました。当日は当社社員がレスキューボートや救命胴衣などの実物を示しながら、供給する製品の説明を行いました。

 本協定は、栃木市が地震などの災害に見舞われた際に、避難所等で使用する資機材や物資を当社が供給することを定めたものです。被災時に栃木市の要請に基づき、当社製品等を速やかに供給し、被災された方々の救援活動や被災場所の復旧活動を支援します。

 当社が災害時の供給に関する協定を自治体と締結するのは2022年2月の栃木県足利市に続くものです。全国各地で大きな災害が頻発する中で、防災関連製品の開発・製造に携わる当社としても災害の現場で活動する方々や被災された方々を一層力強く支援したいと考えており、自治体とのこのような協定の締結を今後も積極的に進めていく考えです。

2022年3月23日 締結式の様子(出席者: 左から大川市長、伊藤社長)

2022年3月23日 締結式の様子(出席者: 左から大川市長、伊藤社長)

協定の概要

協定名 災害時における避難所等で使用する資機材及び物資の供給に関する協定
締結日 2022年3月23日(水)
協定団体 栃木県栃木市、アキレス株式会社
目的 栃木市内において災害が発生し、同市より避難所等への支援要請があった場合に、当社製品等を供給する。
内容 要請に基づき、下記の資機材及び物資を供給する。
エアーテント、レスキューボート、救命胴衣、背負い式消火水のう、ウレタンマットレス、簡易トイレ、上履き、長靴など

災害時に供給する資機材及び物資の当社製品例

  • レスキューボート「DEIB-310」レスキューボート
    「DEIB-310」
  • 感染症対策用 陰・陽圧式 エアーテント「NP-45」感染症対策用 陰・陽圧式
    エアーテント「NP-45」

調印式でのコメント

栃木市長 大川 秀子 様

 巴波川の舟運に支えられ、発展してきた栃木市は水との関係が深い一方で、何度も水害に遭遇してきた歴史があります。これまで治水対策を重ねて水害を回避してきましたが、最近の異常気象で予想を超える雨量も発生しています。市民の皆さまの安心・安全を守るため、様々な取り組みを進めているところですが、行政だけでは限界もある中で今回の協定締結は非常にありがたく存じます。アキレス株式会社は災害時の避難や避難所に関わる製品を多く手がけられており、いざという時にはぜひ力をお貸しいただきたいと思います。

アキレス株式会社 代表取締役社長 伊藤 守

 大川市長はじめ皆さまのご尽力のもと、栃木市と協定が締結できたことを嬉しく思います。栃木市は舟運文化が栄えた歴史とともに時として災害も経験されています。尊い人命を守るべく市長はじめ多くの皆さまが災害対策に取り組まれており、当社としてもそのお手伝いができれば光栄に存じます。当社は以前より消防・警察・自衛隊など災害の救助の局面で使用いただくレスキューボート等を開発・製造してきました。このリソースを活用し、災害の現場で活動する方々はもとより被災された方々の支援や事前の防災対策など様々なサポートができると考え、2021年10月に防災事業部を立ち上げたところです。足利市にメイン工場があり、万が一の際には迅速にサポートを行えると考えています。