ニュースリリースNews release
※帯電防止防炎透明軟質PVCフィルムとして。
当社調べ(2022年6月1日現在)
アキレス株式会社(本社:東京都新宿区、社長:伊藤 守)は、原材料の一部にバイオマス材料を使用し、業界で初めて「バイオマスマーク」を取得した帯電防止防炎透明軟質PVCフィルム『アキレス バイオマスセイデンクリスタル』を、2022年6月中旬より全国で発売します。
当社は、工場や施設の間仕切り用として衛生・品質管理など多様なワーク空間の要求にこたえ、省エネルギー、省コストを実現する高機能性軟質フィルム「アキレス ソフトパーティション」シリーズを展開しています。その中で『アキレス セイデンクリスタル』は、優れた帯電防止性能と高い透明性、防炎性を兼ね備えた軟質PVCフィルム製品として幅広い現場で使用されています。
近年、世界の共通課題である海洋プラスチックごみ問題、廃棄物輸入規制強化等への対応が各国で進む中で、我が国でもプラスチック資源循環戦略が政府によって策定され、2022年4月にはプラスチック資源循環促進法が施行されました。プラスチック製品におけるサーキュラー・エコノミー(循環型経済)への移行に向けて、原材料に植物等の再生可能な有機資源を使用するバイオマスプラスチックへの転換は上記戦略のマイルストーンの一つとなっています。
今回発売する『アキレス バイオマスセイデンクリスタル』は、植物由来の原材料を一部用いることで石油由来材料の使用量を削減し、環境負荷の低減を図った軟質PVCフィルムで、「アキレス ソフトパーティション」シリーズの新製品です。当社独自の製膜技術により、優れた帯電防止性能(表面抵抗率109Ω)など「アキレス セイデンクリスタル」の性能はそのままにバイオマス化を実現しました。一般社団法人日本有機資源協会が認定する「バイオマスマーク」(認定番号210434:バイオマス度10%)の認定を取得。「バイオマスマーク」を取得した帯電防止防炎透明軟質PVCフィルムは業界初となります。本製品を積極的に導入していただくことで、脱炭素社会の実現に向けた貢献が可能となります。
写真:
『アキレス バイオマスセイデンクリスタル』(左)、「認定バイオマスマーク」(右)
『アキレス バイオマスセイデンクリスタル』は2020年3月発売の『バイオマス可塑剤仕様マット AM-01』に続く環境配慮型の軟質PVCフィルム製品です。当社は今後もお客様の環境への取り組みに貢献する製品を開発し、ラインアップを拡充していきます。
製品名 | アキレス バイオマスセイデンクリスタル | |
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発売日 | 2022年6月中旬 | |
製品特長 | ■植物由来のバイオマス材料を使用 原材料の一部に植物由来のバイオマス材料を使用しています。帯電防止防炎透明軟質PVCフィルムとして業界初の「バイオマスマーク」(認定番号210434:バイオマス度10%)を取得しています。 |
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■優れた帯電防止性能 表面抵抗率109Ω。従来製品と変わらない帯電防止性能を発揮します。 ※表面抵抗率の値は実測値であり、保証値ではありません。 |
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■高い透明性と防炎性 消防法施行令第4条の3に適合しています。 |
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素材 | 透明軟質PVCフィルム | |
色相 | アオミ(青味系透明色) | |
規格寸法 | 厚さ0.3mm×幅137cm×巻数30m | |
価格 | オープン価格 | |
販売 | 直系販社および販売代理店 |