ニュースリリースNews release
アキレス株式会社(本社:東京都新宿区、社長:日景一郎)は、滋賀県野洲市と「災害時における避難所等で使用する製品の供給に関する協定」を2023年2月14日(火)に締結しました。同日に野洲市役所において締結式を行い、栢木進野洲市長と当社社長の日景一郎が協定書を交わしました。当社が同様の協定を締結するのは今回が9件目となります。
本協定は、野洲市内において災害が発生し、または発生するおそれがある場合に、避難時や避難所等で使用する資機材等を当社が供給することを定めたものです。被災時に野洲市の要請に基づき、当社製品を速やかに供給し、被災された方々の救援活動や被災場所の復旧活動を支援します。
レスキューボートやエアーテントなど防災関連製品を開発・製造している当社は、自治体との災害協定についても積極的に取り組んでいます。2022年2月の栃木県足利市との締結を皮切りに、これまで栃木県栃木市、東京都足立区、北海道厚真町、北海道むかわ町、北海道浦臼町、北海道安平町、北海道石狩市の8自治体と災害協定を結んでいます。近年、全国各地で大きな災害が頻発する中で、今後も災害の現場で活動する方々や被災された方々の支援を進めていく考えです。
2023年2月14日 締結式の様子
(左:日景社長、右:栢木市長)協定名 | 災害時における避難所等で使用する製品の供給に関する協定 | |
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締結日 | 2023年2月14日(火) | |
協定団体 | 滋賀県野洲市、アキレス株式会社 | |
目的 | 野洲市内において災害が発生し、同市より避難所等への支援要請があった場合に、当社製品を供給する。 | |
内容 | 要請に基づき、下記の資機材等を供給する。 エアーテント、レスキューボート、ウレタンフォームマットレス、背負い式消火水のう、など |
野洲市長
栢木 進 様近年地震や大型台風などの自然災害が頻発しており、野洲市においても集中豪雨による市内複数箇所の浸水や最近では大雪の影響による公共交通機関の運行停止等に伴い多数の帰宅困難者が発生した事案など毎年のように避難所開設などの災害対策を行っている状況であり、災害への備えの重要性を痛感しています。そのような中で、野洲市に事業所をお持ちのアキレス株式会社と避難所等で使用する製品の供給に関する協定を締結したことは、市の災害対策を進めるうえで大変心強く感じ、感謝しております。本日の協定が万一の災害時に十分機能するよう、今後の連携も強化していただくようお願いいたします。
アキレス株式会社
代表取締役社長 日景 一郎当社が野洲市に滋賀第一工場を設立したのは1978年、以来45年に亘るご支援・ご協力に改めて感謝申し上げます。当社についてはジュニアスポーツシューズブランド「瞬足」で認知いただいている方が多いと思いますが、レスキューボートやエアーテント、避難所用マットレスなどコア技術である製膜・発泡・成型技術を活用した様々な製品群を展開しています。当社は高社会性企業を標榜しており、各事業部の総合力を結集して2021年10月に立ち上げた防災事業部はその象徴でもあります。また製品開発だけでなく、事業所のある自治体のお役に立ちたいと考え今回の協定締結に至りました。野洲市との連携を一層深め、地域防災に貢献できるよう努めて参ります。