ニュースリリースNews release
アキレス株式会社(本社:東京都新宿区、社長:日景一郎)は、新製法によりCO2(二酸化炭素)を製品内部に吸収・固定化した、カーボンリサイクル型のビニル壁紙を業界で初めて開発しました。
2050年カーボンニュートラルの実現に向け、幅広い業界・分野でCO2排出量削減に向けた取り組みが進められています。当社としても環境配慮型技術・製品の開発を推進し、日常の業務活動においてもCO2削減の取り組みを進めています。その中で今回、ビニル壁紙の製造において通常用いられる鉱山由来の天然炭酸カルシウムに替えて、大気中に排出される排ガス中のCO2を固定化した合成炭酸カルシウムを配合し、当社従来品と変わらない物性や機能を実現する新製法を確立しました。本製法によるビニル壁紙(特許出願済)では製品重量の約10%が排ガス中のCO2を固定化したものとなります。内装材として業界で初めてとなるカーボンリサイクル型のビニル壁紙として、『e-タン クロス』(商標登録出願済)の製品名で2023年中に提供を開始する予定です。
当社は本製法を活かし、新たな製品開発や用途拡大を図り、カーボンニュートラルの実現に貢献していきます。
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カーボンリサイクル型ビニル壁紙『e-タン クロス』天然炭酸カルシウムに替えて、大気中に排出される排ガス中のCO2を固定化した合成炭酸カルシウムを配合する製法を新たに確立。ビニル壁紙製品重量の約10%がCO2を固定化したものです。
新製法によりCO2を製品内部に固定化したカーボンリサイクル型のビニル壁紙を内装材業界で初めて実現しました。
本製品は2023年中に提供を開始する予定です。