ニュースリリースNews release
アキレス株式会社(本社:東京都新宿区、社長:日景一郎)と子会社の山形アキレスエアロン株式会社(本社:山形県最上郡金山町、社長:吉田隆)は、山形県最上郡金山町と「災害時における避難所等で使用する資機材等の供給及び保管拠点確保に関する協定」を2023年5月17日(水)に締結しました。同日に金山町役場において締結式を行い、佐藤英司金山町長と当社社長の日景一郎、山形アキレスエアロン株式会社社長の吉田隆が協定書を交わしました。当社が同様の協定を締結するのは今回が10件目となります。
本協定は、金山町内において災害が発生、または発生する恐れがある場合に、避難時や避難所等で使用する資機材等を当社が供給すること、そして、災害時において資機材等の一時保管が必要な場合に、山形アキレスエアロン株式会社が管理する土地を提供することを定めたものです。被災時に金山町の要請に基づき、当社製品を速やかに供給し、被災された方々の救援活動や被災場所の復旧活動を支援します。
レスキューボートやエアーテントなど防災関連製品を開発・製造している当社は、自治体との災害時における協定についても積極的に取り組んでいます。2022年2月、足利第一工場、第二工場が所在する栃木県足利市との締結を皮切りに、これまで9自治体と資機材の供給に関する協定を結んでいます。近年、全国各地で大きな災害が頻発する中で、今後も災害の現場で活動する方々や被災された方々の支援を進めていく考えです。
2023年5月17日 締結式の様子
(左:吉田社長、中央:佐藤町長、右:日景社長)協定名 | 災害時における避難所等で使用する資機材等の供給及び保管拠点確保に関する協定 | |
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締結日 | 2023年5月17日(水) | |
協定団体 | 山形県最上郡金山町、アキレス株式会社、山形アキレスエアロン株式会社 | |
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金山町長
佐藤 英司 様 本日このようなかたちで協定締結できること、まずは御礼申し上げます。アキレス様、山形アキレスエアロン様においては町内の雇用確保、地域産業の発展に寄与いただき感謝申し上げます。
また今回、災害時における協定を締結させていただくこと、誠に心強くありがたいと感じております。国内では大きな地震が頻発し豪雨も毎年のように発生しています。金山町についても、いつ災害が発生するとも限りません。行政の立場として一番の優先事項は町民の安心安全、防災対策であり、今回の協定でいざという時の対策が持てることは町として非常にありがたく思います。これからも両社との連携を一層深めたいと考えており、引き続きご支援ご協力をお願いいたします。
アキレス株式会社
代表取締役社長 日景 一郎 協定締結に当たり、佐藤町長様はじめご関係の皆様に心より御礼申し上げます。ここ金山町に山形アキレスエアロンを設立した2015年以降、軟質ウレタンフォーム加工製品の生産を順調に拡大してまいりました。改めまして日頃のご支援につきましても感謝申し上げます。
当社では防災事業を一つの柱とすべく、一昨年防災事業部を立ち上げました。年々激甚化、頻発化する風水害などに当社のリソースを役立て、当社が標榜する「高い社会性を有する事業展開」の象徴として本事業を拡大していきたいと考えております。そのような事業展開の中で当社自らも社会的責任を積極的に果たし、地域の共助の一翼を担うとの観点から、本協定についても締結の運びとなりました。このたびの協定を機に金山町との連携を一層深めるとともに、地域防災に貢献できるよう努めてまいります。
山形アキレスエアロン株式会社
代表取締役社長 吉田 隆 当社は創業して8年目、軟質ウレタンフォーム加工、編み物加工により、雑貨、梱包材、リビング商品を生産しています。土地柄もあり当社には明るく責任感の強い頼もしい従業員が多数おり、心強く感じております。事業も順調に推移し、一昨年にさらなる設備投資を行い、この町発信の生産品を世界に販売するチャンスをうかがうべく一同頑張っているところです。これも、金山町の方々のご理解とご支援があったからこそと、改めて御礼を申し上げます。
このたび、災害時における協定を結ぶことになり、金山町に僅かながら恩返しができることを、従業員一同大変うれしく思っております。今後も町と一体となり共に発展できるよう頑張ってまいりますので、ご支援、ご協力のほどよろしくお願いいたします。