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北海道美唄市とアキレスが災害時における協定を締結ニュースリリース会社情報2024.07.09

避難所等で使用する資機材を供給

 アキレス株式会社(本社:東京都新宿区、社長:日景一郎)は、北海道美唄市と「災害時における避難所等で使用する製品の供給に関する協定」を2024年6月17日(月)に締結しました。同日に美唄市役所において締結式を行い、桜井恒美唄市長と当社常務取締役の横山浩樹が協定書を交わしました。当社が同様の協定を締結するのは今回が13件目となります。

 本協定は、美唄市内において災害が発生、または発生する恐れがある場合に、避難時や避難所等で使用する資機材等を当社が供給することを定めたものです。被災時に美唄市の要請に基づき、当社製品を速やかに供給し、被災された方々の救援活動や被災場所の復旧活動を支援します。

 レスキューボートやエアーテントなど防災関連製品を開発・製造している当社は、自治体との災害協定についても積極的に取り組んでいます。2022年2月の栃木県足利市との締結を皮切りに、これまで12自治体と災害協定を結んでいます。近年、全国各地で大きな災害が頻発する中で、今後も災害の現場で活動する方々や被災された方々の支援を進めていく考えです。

2024年6月17日 締結式の様子(左:桜井市長、右:横山常務)

2024年6月17日 締結式の様子(左:桜井市長、右:横山常務)

協定の概要

協定名 災害時における避難所等で使用する製品の供給に関する協定
締結日 2024年6月17日(月)
協定団体 北海道美唄市、アキレス株式会社
目的 美唄市内において災害が発生した時、または発生する恐れがある時、同市より避難所等への支援要請があった場合に、当社製品を供給する。
内容 要請に基づき、下記の資機材等を供給する。
エアーテント、レスキューボート、ウレタンフォームマットレス、背負い式消火水のう、など

災害時に供給する資機材の当社製品例

  • 感染症対策用 陰・陽圧式エアーテント「NP-45」感染症対策用 陰・陽圧式
    エアーテント「NP-45」
  • レスキューボート「DEIB-310」レスキューボート
    「DEIB-310」
  • ウレタンフォームマットレスウレタンフォームマットレス

締結式でのコメント

美唄市長 桜井 恒 様

 昨今自然災害が頻発しております。元旦の能登半島地震は甚大な被害をもたらしましたし、また道内では北海道胆振東部地震でのブラックアウトも経験しました。美唄市はかつて多くの水害を経験したまちであり、ボートで避難したとの話も伺ったことがあります。近年は幸い大きな災害はありませんが、昨年は線状降雪帯により短期間に経験したことのない量の雪が降り、豪雪対策本部を設置し何とか被害を最小限に抑えることができました。この度50年の長きに亘りご縁をいただいているアキレス様とこうした協定を締結することができました。行政だけでは限界もあり、非常に心強いと感じています。これを機に様々なかたちで連携を深めていければと思います。「市民の皆さまのくらしを最優先にする」という私の使命の実現にも大きな一歩を踏み出すことができます。今後ともご支援、ご指導よろしくお願いいたします。

アキレス株式会社 常務取締役 横山 浩樹

 ここ美唄市に当社の工場を設立したのは1974年、従いまして50年に亘りこの地で事業を行ってまいったことになります。日頃のご支援につきましても、重ねて感謝を申し上げます。現在当社では「防災事業」を一つの柱とするべく力を入れています。年々激甚化・頻発化する風水害や今後発生が懸念される大地震に備え、当社のリソースを役立てたいと考えております。すでにご評価をいただいているエアーテント、レスキューボートなどの災害対策製品を軸に、新製品の開発も加速し、高い社会性を有する事業として拡大してまいりたいと考えております。そのような事業展開の中で、当社自らも、社会的責任を積極的に果たし、地域の共助の一翼を担うとの観点から、本協定につきましても、締結の運びとなりました。今後美唄市との連携を一層深めると共に、地域防災に貢献できるよう努めてまいります。